(4)　銀翼の少女昭和32年7月20日　初版(5) 森の乙女昭和32年7月20日　初版(6) 探偵少女ナンシー昭和32年8月20日　初版(9) ポリーノねがい昭和32年9月20日　初版(11) 探偵少女ジュディー昭和32年10月20日 初版「古本 海ねこ」という専門の業者さんがHPでこのシリーズを紹介されているので、それを引用させていただきます。「凝りに凝った装丁がたまりません。　画像をご覧になってもちょっとわかりにくいかと存じますが、紙のカバーに加えてセロファンのカバーが重なっています。　表紙と裏表紙部分のセロファンに孔雀の羽根の絵柄入り。　扉は薄く透ける赤地のセロファンに、金色の活字と花のイラスト。　赤地のセロファンは左右の幅が少々短くて、その次の口絵（折り返し部分がピンク色）になっており、赤の向こうにピンク色、さらには本文の紙と３色ストライプに見えるようデザインされています。　この説明ではよくわからないかもしれませんが、小さなアート作品の趣きです。」=================================監修の村岡花子、那須辰造に加えて、壺井栄と波多野勤子という錚々たる方々が「そで」に推薦文を寄せているなど、当時の関係者の熱意が察せられる逸品です。元々は亡姉もので、本棚の奥にしまい込まれていた非貸本のワン・オーナー品です。(6)と（11）は裏表紙側のセロファンカバーの一部に破損があります。　既に60年以上経った古本ですが、全体的には色あせや天・地・小口のヤケも少なく、極めて良好な状態が保たれています。　中身に関しても、私が調べた限りでは破れや大きなシミなどは見当たりません。　とはいえ素人の検品ですから見落としがあるかもしれず、なにぶんにもたいへん古いものですから、神経質な方や完璧を求める方はご遠慮願います。